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tonarino CHUMAN.

隣の中馬。フリーライター中馬の見聞録!

湊かなえ著 原作こそが面白い!映像化されたオススメ本+今秋映画化1作!

書評 小説

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たくさん映像化されてる湊かなえさんの著書ですけど、原作こそが面白いものがあります。映像化されているなかでも、とくに原作が面白くて震えるオススメ本 と、今秋に映画化決定してる1作をまとめました。

 

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 ≪目次≫

 

 告白

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いわずもがな、湊かなえさんの代表作。松たか子さんのアップで始まるCMやハードカバーの本を、見かけた人も多いはず。

この著書は、6章の構成になっていて、ほぼ1人称で語られています。1章1章が、ある登場人物の「告白」になっています。

見どころは、一人称で語られるゆえの心理描写の生々しさ。なんでもない日常や、幸せだった人が、ある出来事を境にどんどんと狂っていく描写が秀逸です。この「告白」で、湊さんは自分の作風を印象付けたと思います。

 

白ゆき姫殺人事件

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ウワサって怖い。イメージって怖い。結局のところ、自分で自分を信じるのが、いちばんしっかりと律せる方法。いわれなき誹謗中傷に傷ついた方にはコレ、「白ゆき姫殺人事件」です。(笑)

原作の方が面白いです。というのも、しっちゃかめっちゃかさが、余すことなく表現されているから。誤解されて・・・という大筋や主人公の生い立ちがこまかく描写されていて、さらに感情移入できます。

 

 

花の鎖

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「花の鎖」は、告白が表に出た2010年から1年ほど、別冊文藝春秋で連載されていた作品です。彼女の名前が世に知れ渡った後の作品なんですね。

だからなのか、他の著書に比べて表現が優しくなっています。頭を使う、ロジカルな作風は変わらないものの、悪人が罪の意識を抱いていたり、逆境に負けないたくましい美人が登場したり、湊かなえ界にはいなかった人物像が多いのです。(湊さんの書く人物は、悪人も信念をもって揺らぐことがなかったり、美女は大抵悪人だったりする気がしまして・・・)

湊かなえさん作品の中ではイレギュラー。この違いは、ぜひ彼女の文章で読んでほしいです。

 

 テレビドラマで三人の女性・・・とかって出てると、反射的にドロドロなストーリーを想像してしまうのは昼ドラに感化されすぎでしょうか。

 

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贖罪

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湊かなえさん作品の中で、1番ヘビーなのが「贖罪」だと思います。なんていうか、どこまでも救いようがない、最高に不快なお話。

この作品は「告白」の次に出されたもので、湊かなえさんが名をはせてからの実質的な二作目。個人的に、彼女はこの「贖罪」で毒を吐ききったんじゃないかと思う。(それ以降に花の鎖などがでてくるのも相まって)

ドラマだと、やっぱり劇っぽいというか鬱っぽさが緩和されると思うので、何かにハマりたいって時には原作がおすすめ。初めて純文学を読んじゃった時の気持ちになる作品です。

 

Nのために

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立体パズルのような本。Nのイニシャルを持った登場人物たちが、思い思いの愛のかたちをつくっていく。

この本は、憧れや恋、友情といった、慕う気持ちがたくさん含まれた作品。ただ、そこに湊かなえさんらしい、締め付けられるような感覚が足されるのが「Nのために」。(笑)ドMな人にオススメな恋愛ものだと思います。湊かなえさん初のラブストーリーは中毒性があります~。

 

過去記事にも書きました。そのくらい原作が大好き。

 

往復書簡

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http://www.honyaclub.com/shop/e/emd9002/

原作こそ面白い・・・それもそのはず。この往復書簡は、湊かなえさんの短編集のうちのひとつなんですね。原案では、二十年後の宿題というタイトルがついています。

手紙のやりとりだけで描かれるストーリー。本当に彼女は一人称で魅せるのが匠です。

少女★2016年秋 映画化

告白に次ぐ、湊かなえさんの第二作目といわれている「少女」。主人公は女子高生の2人組で、死を目撃したいがために奮闘するお話です。

湊かなえさん作品にしては会話が多く、賑やかな印象の本作。でも、実際は無邪気であるが故の横暴さや、内に秘められた悪意が絡んだストーリーです。ほのぼのとした女子高校生は湊かなえ界にはいませんでした。(笑)

 

映画後悔は2016年秋。本田翼さんと、山本美月さんが主演をされるみたいです!

制服姿、違和感ないな・・・

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以上、湊かなえさん特集!

映像化されているなかでも、原作が面白いオススメ本 5選+今秋に映画化決定してる1作でした~。